茨城県日立市の中里地域で、一切の妥協をせず、果樹栽培をしています!
祖父(源ちゃん)が亡くなり、丹精を込めて育てていたりんごの木を切れない!との思いで、何も分からないまま29才の時に小さなりんご園を継ぎました。
今年で9年目になります。
代表取締役園主 與澤 巧 (よざわ たくみ)
美味しいりんごを作りたいだけならば、農薬を頻繁にかければ葉は病気にならず、光合成が活発になり糖度が上がります。
実も、虫の被害が無くなります。
美味しそうな真っ赤なりんごを作りたいならば、直射日光が実によく当たるように周辺の葉を摘んでしまえば真っ赤になります。
着色増進剤なるホルモン剤もあります。
弊害として、葉を摘んでしまうので光合成は弱くなり美味しくはなくなります。
りんごは病害虫に弱い果樹です。
農薬を減らせば減らすほど、葉は落ち光合成が出来なくなり美味しくなくなる。実も虫の被害がひどくなる。
それでも、自分の出来る限界まで農薬を減らして、スーパーなどのりんごより美味しいりんごを作りたい。
この矛盾を実現するために、収穫量が減るのを覚悟で農薬を減らし、美味しさのために見た目を捨て、葉とらずりんごを作っています。
源ちゃんちのこだわり おいしさの秘密
○農薬を減らした栽培(削減対象農薬:当地比5割減)
自分が食べたいりんご・自分の子供、孫にも安心して食べさせられるりんごを作りたいとの思いから、収穫量が減るのを覚悟で、自分の出来る限界まで農薬を使わず、現在はエコファーマー認定基準よりさらに50%農薬使用量を減らしています。
通常使用されるホルモン剤(着色増進剤・成長促進剤など)は使用していません。
一部園地で、さらに厳しい基準の特別栽培農産物の認証を茨城県で唯一取得しています(制度の関係上、こちらは40%ほどの削減です)
近年問題になっている除草剤も不使用
(有用微生物群散布による園内環境の向上・フェロモン薬による産卵阻害・害虫忌避液・害虫捕獲器、人手による捕殺・人手による摘果などで、減らした農薬分の被害を軽減しています)
エコファーマー取得
○葉とらずりんご
おいしさ重視の栽培方法です。その代わりに真っ赤なりんごはわずかしかできません
真っ赤なりんごを作るためには、直射日光を遮るりんご周辺の葉を摘んでしまう必要があります。
その影響で光合成ができなくなり、葉で作られる栄養は減って糖度が上がりずらくなります。
いつまでも旨みが口の中に残るおいしいりんごを作るために、見た目は悪くなりますが葉を摘まずに栽培しています。
○樹上完熟
完熟するまで収穫はせず、一大産地より約半月ほど遅く収穫することで糖度を上げています。
○化学合成肥料を減らした栽培
通常は有機質肥料だけを使い、樹勢が極端に弱った木にのみ化学合成肥料を使用しています。
◎無袋栽培
通常栽培は病害虫・人工的に着色させる理由で袋をかけて栽培しますが、糖度・食感が低下するため、源ちゃん農園では基本的に袋をかけずに栽培しています。
◎りんご栽培の南限
花は早く咲き、落葉・収穫も遅くなるため、ふじの場合一大産地より約1ヶ月も栽培期間が長くなります。
その間太陽の光をたくさん浴びて糖度が高くなります。
◎注文を受けてから収穫・もぎたてを発送(12月15日以降のふじは、実が凍ってしまうので、その前に収穫した貯蔵になります)
◎草生栽培
出来る限り草刈りをせず、伸びきった草を刈ることで年間数10トンもの堆肥化をして、土に還しています。
8月末~12月まで、もぎたてのりんごのみ販売しています!
こだわり抜いた源ちゃんりんごをぜひ一度、お召し上がりください。
インスタグラムで、趣味の絵柄りんご・文字入りりんごを掲載中
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https://m.facebook.com/ringoya.genchannouen/
▽Instagram
https://www.instagram.com/ringoya.genchan_noen/
芸能人の方にも多数、源ちゃんりんごを食べていただいています!
〇りんご品種〇
恋空・さんさ・シナノピッコロ・トキ・秋映・シナノスイート・北斗・アルプス乙女・ルビースイート・シナノゴールド・陽光・新世界・幻のりんご 金星・こうこう・王林・高徳・ぐんま名月・はるか・昔ながらの普通ふじ
〇他にも、
プラム、すもも(大石早生・ソルダム・太陽・ハニーローザ・サンタローザ)
梨(幸水・豊水・新高)
桃(あかつき・黄ららのきわみ)
ゆず・スダチ・梅(白加賀・豊後・南高)
渋柿(はちや・平核)・甘柿(早秋・富有・次郎・大秋・平核)
栗 (丹沢・筑波・銀寄)を栽培しています。